コラム
『 笑 w (笑) ワラ 』 印象がいいのはどれ? 徹底解説!
コラム
2023.05.12
1,790 views
マッチングアプリなどオンラインで知り合っても、リアルで知り合っても、
今の時代はLINEなどメッセージのやり取りで仲を深めることが多いですよね。
やり取りをしている中でふと、「面白いとき、どの“笑う”を使うべき?」と感じたり、
相手の使ってきた“笑う”に引いてしまったり…ということはありませんか?
今回は、文章上で使う様々な“笑う”表現について、それぞれの印象と、
今どきはコレ!というものを紹介したいと思います。
"笑う"表現の最古、 (笑)
笑う表現といえば、誰もが見たことのある『(笑)』が思い浮かびます。
今でもよく見かける表現ではありますが、使っているのは少しご年配な印象。
『(笑)』が流行り始めた頃に若い世代だった方が、そのまま使い続けていることが多いです。
ちなみにメールが流行り始めてから登場したような印象を受ける『(笑)』ですが、Wikipediaによると、『古く第二次世界大戦前から用いられる。元々、議会や裁判所などにおける速記録で、発言の状況を描写する際に用いられたものと考えられる』という記載が。
その後も、インタビューなどで文字起こしをする際、笑った表現をするために(笑)と使用していたそう。
思いの他、歴史が長い表現方法なのです。
(笑)からカッコをとった、笑
カッコがない分、すっきりとした印象になる『笑』。
一文字ですませることができるので改行されてしまうこともなく、使いやすいです。
あらゆる世代で使われていますし、笑っていることが一目でわかる表現なので人気が高くなっています。
w、www
笑う表現をするときに『w』や『www』を使う人もいます。
起源はオンラインゲーム。
外国の人ともチャットができるゲームでしたが、海外のゲームということでチャットでは日本語が使用できませんでした。
そこで(笑)を表現するための方法として(warai)とローマ字で表記をしていたところ、長いため略して『w』を使うようになったそうです。
それがネット上でよく使われるようになり、とても面白い、大爆笑の際には、wの数を増やし『wwwwwww』と表現されるようになったとのことでした。
ネット上から始まっただけあり、これを使う人はネットをよく使うイメージや、オタクなイメージを持たれてしまうことがあります。
また、w=笑うという意味を知らず、「wって何?打ち間違い?」と思うこともありますので、あまり使わない方がいいかもしれません。
ワラ
笑うの略である、『ワラ』は、一時期ネット上や一時期中高生の間で使われていました。
「ぁぃぅぇぉゃゅょ」と小文字を使えるものは小文字で書いてみたり、半角カタカナを使ったり、記号を多用しながら文字を表現するギャル文字というものがあったりと、とにかく文章を可愛く見せるためにデコる時代がありました。
そんな中、笑うを『ワラ』『わら』と表現することもブームになっていました。
今となってはほとんど見かけることはなく、未だにこれを使ってしまうとかなり古い印象を与えてしまいますので、使うことはおすすめできません…。
番外編:草、大草原、藁、ワロタ
番外編として、一部で使われている表現を紹介します!
草…wを草の絵文字に見立てることで、笑い→w→草 という人がいます。
知らない人にとっては、「草生える」と言われても「草…?」と戸惑ってしまうと思います。
大草原…wを草と紹介しましたが、大爆笑・とても面白いという意味の『wwww』を、
草がたくさん=大草原と表現する人がいます。
上記と同じで、通じない人に、急に「大草原」と言ってしまうと、「大草原って何?」と引かれてしまうので注意が必要です。
藁…笑い→わら→藁 と変化したパターン。これを使うのも少数ですし、痛い印象を与えてしまうので使わないようにしましょう。
ワロタ…笑った→ワロタ と変化したパターン。これはネット上でよくみかけますが、一般的にはあまり受け入れられていません。オタクのイメージが強くなってしまいます。
番外編で紹介したものは、一般的にはわかりにくい表現方法ですので、使わない方が無難でしょう。
若い世代に最もよく使われているのは『笑』!
以上のことから、文章の中で使う一番のおすすめは、笑 になります。
意味もわかりやすく、古い印象もないため、使いやすいといえるでしょう。
最後に
様々な『笑い』パターンを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
メッセージでやり取りをする中で、どうしても文字の使い方や絵文字などで相手の印象が決まってきてしまいます。
せっかくの出会い、メッセージで台無しになってしまってはもったいないですので、印象が良い文章で話せるといいですね!
参考になると幸いです!