コラム
恋愛に自己肯定感が必要な理由
コラム
2022.09.15
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近年「交際経験がない」「デートをしたことがない」「恋愛に対して興味がない」という若者が増えています。
恋愛に対して全く興味がないわけではないけれど、異性と二人きりになることが苦手…。
そんな方も少なくありません。
なぜ恋愛を苦手として捉えてしまうのか、マスメディアの調査でわかったことが「自信がないから」と言った理由でした。
異性をデートに誘ってもし断られたら…。関係が気まずくなってしまったら…。自分なんかを恋愛対象として見てくれるのか…。
「付き合いたい」前向きな気持ちよりも、そんなマイナスな感情が先立ってしまうようです。
恋愛において、自己肯定感が求められることをご存知ですか?
自己肯定感が高い人は恋愛上手、逆に低い人は恋愛下手だと言われています。ここでは、自己肯定感が必要な理由について紹介していきます。
そもそも自己肯定感とは、自分を肯定できる人、ありのままの自分を受け容れる(認める)ことができる力(感情)のことです。
少し注意が必要なのが、自己肯定感を「自分に自信のある人」「前向きに物事を考える人」と同じように考える人がいますが、それは違います。
自己肯定感とは、自分の良いところも悪いところも同じように肯定できること、
自分のプラスの部分もマイナスな部分もしっかりと自覚し、認めている人が自己肯定感が高い人だと言われています。
自己肯定感と恋愛がどのように繋がっていくのかですが、
自己肯定感の低い人はネガティブ思考の人が多く、自分に対して自信がありません。
「失敗したらどうしよう」「上手くいかないんじゃないか」マイナス思考に陥りがちです。
そのため、恋愛においても消極的。好意を寄せる相手がいても「きっとダメだろう」何も行動せずに諦めてしまうことも。
「どうせ自分なんか…」そう思ってしまうのは、自分のことを低く評価しているからです。
つまり、自分の「良い部分」を知らないことになります。良いところがない、相手に好意を持ってもらうことなどないと考えてしまうのです。
さらに自己肯定感が低いと、例え好意を寄せる相手と交際できることになっても「失敗」をしてしまうことが…。
どんな失敗か、それは自分に自信がないために起こってしまう相手への束縛・依存や相手に自分を必要としてもらうために
尽くしすぎてしまったりと言った失敗です。
束縛や依存、尽くしすぎは相手にとっても自分にとっても良いことではありません。お互いの心の負担へと繋がってしまいます。
どうしたら自己肯定感を高めることができるのか、それは自分のことをよく知ってそれを受け止めることです。
褒められたことを素直に受け止め喜んだり、注意されたことを否定せずに少し考えてみたり…。
自分はどんなことが好きで、何が苦手か…。
自分を知るために好きだと思える趣味や得意だと感じていることに時間を使ってみることもおススメです。
新しい自分を発見できる機会にもなるかもしれません。良いところも、悪いクセも全て自分なんです。
どんな自分もまずは認めてあげることが、自己肯定感を高める第一歩になるでしょう。